光合成細菌(こうごうせいさいきん)湛水状態で有機物が多く、明るいところを好む嫌気性菌。べん毛で水中を活発に泳ぎまわり、土にも潜る。田んぼやドブくさいところに非常に多く、イネの根腐れを起こす硫化水素や悪臭のもとになるメルカプタンなど、作物に有害な物質をエサに高等植物なみの光合成を行なう(酸素は出さない)異色の細菌。一説によると、地球が硫化水素などに覆われていた数十億年前に光合成細菌やシアノバクテリア(酸素を出す)が現われ、現在の地球環境のもとをつくったそうだ。 関連記事(会員の方は閲覧できます)ルーラル電子図書館を検索同一ジャンルの用語 「土と肥料_基礎用語」 |