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有機酸(ゆうきさん)

植物や動物(微生物も含む)が、体内で糖を分解してエネルギーを得る過程でつくりだされる酸のことで、クエン酸やリンゴ酸など多種の有機酸がある。果実に含まれる酸、ホウレンソウで嫌われるシュウ酸も有機酸の一つである。

根から出された有機酸(根酸)は、作物に吸収されにくいミネラルなどを溶かして作物が吸収しやすい形に変え、作物の養分吸収を助ける働きをする。微生物が有機物を分解するときにも有機酸を出す。

発酵に詳しい福島県の薄上秀男さんによると、「有機酸とは、微生物の汗です」。微生物は一生懸命、糖を分解してエネルギーを取り出しながら酸性の汗をかく。そしてその汗が土の中からミネラルを溶かしだしたり、キレート化して作物が吸いやすい形に変えたりと、役に立つのだそうだ。


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