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自活性センチュウ(じかつせいせんちゅう)

センチュウというと、ネコブセンチュウなど、有害な寄生性のセンチュウを思い浮かべがち。だが、じつは地球に生息するセンチュウの九〇%が、無害どころか土つくりに欠かせない重要な存在である自活性センチュウだ。

自活性センチュウは落ち葉などの有機物を食べて分解し、微生物が働きやすい環境をつくる。自らの死骸も含め、他の小動物や微生物とともに土壌の腐植を増やす。中には、寄生性センチュウを食べる捕食性センチュウもいる。肥沃な土なら反当たり八〇〇kgもの自活性センチュウがおり、その数が多い土壌ほど寄生性センチュウは居心地が悪く減少する。

自活性センチュウの力を借りて土を豊かにするには、豊富なエサと水分条件などの安定した環境が必要、その効果的な方法に堆肥マルチ有機物マルチがある。


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