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EC(いーしー)

土の中の養分の濃度を示し、イーシーとか電気伝導度とか呼ばれる。作物の種類によって適正な濃度があり、それより高いと作物の根は濃度障害を受けて養分を吸収できなくなり、低すぎると栄養不足に陥る。一般的な作物の場合、〇・二〜〇・五mS/cmが適正とされている。

ECは硝酸態チッソ含量と密接に関係しており、数値が高いと硝酸態チッソもたくさん含まれていると考えてよい。この値が高いと、目に見えた生育障害はなくとも収穫物の硝酸態チッソ含量が増えて病気に弱くなったり日持ちが悪くなったりする。土壌中に硝酸が増えると土壌のpHは低くなるため、酸性改良しようと石灰などを施すとさらに塩類(肥料)の濃度を高めることになるので要注意。

土ではなく、樹液のECを測って作物の栄養状態のリアルタイム診断をしたり、トマトなどで果実の糖度と酸のバランス、つまりおいしさを数字でつかむのに使う人も出てきた。


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