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根圏微生物(こんけんびせいぶつ)

根の周り(根圏)に生息する微生物のこと。根圏では、根酸その他根からの分泌物などをエサに微生物が繁殖し、その微生物が土の養分を作物が吸収しやすい形態に変えたり、微生物が分泌する養分を作物が受け取るなど、作物と微生物が共生する活性の高い場となっている。チッソ固定菌、リン溶解菌、糸状菌、細菌、菌根菌など多様な微生物がおり、(1)養分吸収、(2)根の形態、(3)生理活性物質生産、に対する働きを通して、直接植物の生育に影響を及ぼしている。

見逃せないのが、(4)根圏微生物が根圏環境を保護し病原菌の植物根への感染の防除に役立っているという点である。根まわり堆肥は、良質の微生物が豊富に存在する堆肥で根を守り、病害虫にかかりにくい環境をつくっていることになる。落ち葉の踏み込み床なども最高である。


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