根圏微生物(こんけんびせいぶつ)根の周り(根圏)に生息する微生物のこと。根圏では、根酸その他根からの分泌物などをエサに微生物が繁殖し、その微生物が土の養分を作物が吸収しやすい形態に変えたり、微生物が分泌する養分を作物が受け取るなど、作物と微生物が共生する活性の高い場となっている。チッソ固定菌、リン溶解菌、糸状菌、細菌、菌根菌など多様な微生物がおり、(1)養分吸収、(2)根の形態、(3)生理活性物質生産、に対する働きを通して、直接植物の生育に影響を及ぼしている。 関連記事(会員の方は閲覧できます)ルーラル電子図書館を検索同一ジャンルの用語 「土と肥料_基礎用語」C/N比(炭素率)| pH| EC| 塩基バランス| 塩基置換容量(CEC)| 塩基飽和度| 塩類集積| ガス障害| 硝酸| カリ| リン酸| ケイ酸| 石灰(カルシウム)| 苦土(マグネシウム)| 亜リン酸| セシウム| 微量要素| ミネラル| アミノ酸| 有機酸| 根酸| 根圏微生物| 葉面微生物| 根粒菌| 菌根菌・VA菌根菌| こうじ菌| 納豆菌| 乳酸菌| 酵母菌| 酢酸菌| 放線菌| 光合成細菌| 好気性菌・嫌気性菌| ミミズ| 自活性センチュウ| 団粒| 腐植| 発酵| 腐敗| キレート化・錯体| 酵素| 酸化・還元 |