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フェロモントラップ(ふぇろもんとらっぷ)

昆虫の多くは成熟した雌成虫が性フェロモンを分泌し、これに雄成虫が誘引されて交尾をする。性フェロモンを人工的に合成して、ゴムやプラスチックなどに吸着させたものが誘引剤。誘引剤を捕獲器(トラップ)の中に入れたものがフェロモントラップで、これに誘殺された雄成虫の数を調査することによって、目的とする害虫の発生状況を把握することができる。

フェロモントラップを活用すれば、自分の畑に発生する虫の種類や生育ステージを正確に把握できて、防除の可否や適期の判断ができる。

なお、フェロモンを直接、防除手段に使う「コンフューザー」などのフェロモン剤もあり、果樹を中心に利用が広がっている。雌の性フェロモンを園地に蔓延させて、雄が本当の雌を見つけるのを邪魔して交尾ができないようにする(交信攪乱)もので、地域全体で取り組むほうが効果が高い。


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