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虫見板(むしみばん)

田んぼにいる「虫(生きもの)」を見るための板(プラスチック製の下敷きのようなもの)。一九七八年に福岡県の農家が考案したもので、その後、農業改良普及員だった宇根豊さんを中心に全国的に広まった。

田んぼに入り、イネの株元に「虫見板」を添えて、葉を軽く揺すって、そこに落ちてきた虫をのぞき込む。ウンカなどの「害虫」、それを食べる「土着天敵」、そして悪さをしない「ただの虫」など、どんな虫がいるのかがわかる。そして害虫の発生状況から、田一枚ごとの「防除適期」が推測でき、むやみに防除することもなくなる。こうして多くの農家が農薬の散布回数を減らすことに成功、イネの減農薬運動の盛り上がりを大きく支えた。


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