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ペタペタ農薬(ぺたぺたのうやく)

デンプン液剤(粘着くんなど)やデンプン還元糖化物液剤(エコピタなど)のこと。粘着成分で、ダニ、アブラムシ、コナジラミなどの動きを封じたり、気門を塞いで窒息させたりするほか、ウドンコ病の子のう胞子や分生子の拡散も抑える。物理的な作用で防除するので連続散布が可能、天敵への影響が少なく、抵抗性がつく心配もない。

イチゴのウドンコ病に悩んでいた群馬の越野創さんは、身近なものでペタペタ農薬と同じ効果が得られないかと考え、水あめに着目。水あめ五〇〜一〇〇倍に展着剤を加えて三〇〇l散布。七〜一〇日間隔で見事に抑えた。その後、よりコストを抑えるために、デキストリンや粉あめなども試して効果を確認している。

ペタペタで気門封鎖をねらうものとしては他に、海藻資材(ピカコーなど)も注目されている。これも、海岸から海藻を拾い集め、手作りする農家が絶えない。


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