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土壌還元消毒(どじょうかんげんしょうどく)

大量の有機物と水で畑を還元状態にして土壌病害を防除する方法。北海道の道南農試がネギの根腐萎ちょう病(フザリウム菌)対策として開発した方法から始まった。土に米ヌカフスマなど、微生物のエサになりやすい有機物を約一tまいて耕耘、タップリかん水してからビニール被覆すると、バクテリア(細菌)などが急増し、土壌中の酸素を奪って強還元状態となり、病原菌を死滅させる。殺センチュウ効果もある。


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