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防虫ネット(ぼうちゅうねっと)

露地野菜にトンネル被覆したり、ハウスのサイドや妻面に張って害虫を防ぐネットのことで、無・減農薬栽培に最適の資材。〇・二mmなどと非常に目合いの細かいものまで販売されているが、目合いが細かいほど防げる害虫の種類は増えるものの、通気性が悪くなるというのが通説。だが、じつは、通気性の良し悪しはネットの密閉度で決まる。密閉度とは防虫ネットのふさがり度合いを示すもので、ネットの材質や編み方によって大きく異なる。たとえば、目合いが大きくても素材が太く毛羽があるものは、密閉度が高く通気性が悪い。

最近では、害虫忌避効果の高い赤い防虫ネットも登場している。これを利用した試験では、ミナミキイロアザミウマに対して、〇・八mm目合いでも〇・四mm目合いの白いネットと同等の侵入防止効果があったという。

パイプハウスを防虫ネットですっぽり覆ってしまう「ネット栽培」という栽培法もある。アブラムシ防除効果はもちろん、風によるキュウリのスレ果を減らすなど、防風効果も高い。


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