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サトイモ逆さ植え(さといもさかさうえ)

九州などではもともとやっていた人も多いらしいが、誌上では長野県須坂市の大島寛さんによって初めて紹介され、その後またたく間に全国に広がったサトイモの小力・多収栽培法。

サトイモはふつう、種イモの芽を上にして植え付ける。種イモから出た芽が親イモになり、そこに子イモ、孫イモが上へ上へとつく(図)。そのため土寄せをしてイモの太るスペースをつくり、青イモ(日焼け)を防ぐ必要がある。

ところが逆さ植えすれば、この土寄せも追肥もいっさい不要となる。芽を下にして植え、土を戻したらおしまい。超小力的であるうえに青イモが減る。逆さ植えだと深植えしたことになり、深い位置の親イモから出た子イモや孫イモもふつうより深くなるせいだろう。イモの太るスペースが縦に広がるせいか「イモ数が増えた」という農家も少なくない。

ただし、地中深いところから芽を出すため、発芽には時間がかかる。このあたりがガマンのしどころといえる。


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