根洗い(ねあらい)定植後に果菜類を病気に強くする方法。やり方の基本は、あらかじめ浅植えした株元を定植後四五~五〇日ごろにホースの水で強く洗い流し、根を露出させるだけ。こうすると根に光が当たるので、しばらくして白い根が緑色の根になる。根を洗いだされた作物は生命の危機を感じて踏ん張ろうとするのか、樹幹下はものすごい細根の量になり、株元はコブができたように太り、生育中の病気や枯れが少なくなる。不定根をなるべく出させず、直根を張らせるための技術であり、原理は根上がり育苗にも通じるものだ。 関連記事(会員の方は閲覧できます)ルーラル電子図書館を検索同一ジャンルの用語 「野菜・花」ずらし(早出し・遅出し)| サラダセット| 葉かき収穫・わき芽収穫| サトイモ逆さ植え| ジャガイモ超浅植え| 不耕起イチゴ| るんるんベンチ| なで肩イチゴ| トロ箱栽培| スーパーセル苗| ポットごと植え| 土中緑化| 根上がり育苗| 根洗い| 直根・不定根| 根巻き(根づまり)| しおれ活着| 若苗| 直挿し| 鎮圧| 溝底播種・穴底植え| マルチムギ| ゴロ土ベッド| 環境制御| 炭酸ガス施用| 日中ちょっと焚き| 飽差| 露点温度| 積極かん水| 寒じめ| タネの向き| 自然生え |