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根巻き(根づまり)(ねまき(ねづまり))

根がポットやセル(プラグ)など育苗容器の壁面に沿ってビッシリと張った状態のこと。根巻きした部分が障害になり、定植後伸びてきた新根が容器の形より外に伸びられず、生育停滞・収量低下の原因になる。容器が小さいセル苗はあっという間に根が回ってしまうので、じつは結構大きな被害をもたらしているのだが、気づかない農家も多い。

かといって、ある程度の根鉢ができていないと、容器から苗を取り出すときに土が崩れて根を傷める。そこで、根張りを確保しながら根巻きを防ぐため、根巻き防止剤、スリット(切れ込み)が入った育苗容器、網ポット、そのまま植えると分解して根が容器を突き破って伸びるペーパーポット、根鉢の形成が不十分でも崩れない固化培土などが開発され、利用されている。

長年、本誌でトルコギキョウの連載をしていた八代嘉昭さんは、容器の半分の高さまで根が張った状態での定植を推奨し、根巻きしたときは底の部分の根を切り取って植えるとよい、と述べている。


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