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不耕起イチゴ(ふこうきいちご)

一度立てたウネを崩さず何年もつくり続けるイチゴの栽培方法。ウネ崩し、ウネ立て作業をしないのでとにかくラク。小力イチゴづくりの代表格で、全国に広まってきた。

収穫を終えた株は引き抜かず、根だけを残してクラウンから上を鎌で刈り取る。地中に残った根が分解されると根穴ができる。根穴のおかげで中はすき間だらけ。水の浸透がいいので糖蜜還元消毒とも相性がよい。根穴は微生物の恰好のすみかにもなる。

平均年齢七〇歳を超える徳島県阿南市の部会では、一四人全員で不耕起イチゴに取り組んでいる。水はけがよくなったので雨の中でも適期定植、水もちもよくなったので活着も抜群。元肥半減(一二kg)でも肥料の効きがよく、果梗は割り箸並みで花びらが六枚つく。「大玉ばかりになったのでパック詰めがラク。パートを雇う必要がなくなった」「年とったから面積減らしたのに同じ収量」。単価も収量も急上昇して、みんなニコニコが止まらない様子だ。


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