月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > イナ作・水田活用_栽培体系

トロトロ層(とろとろそう)

水田の表層数cmにできる、文字どおりトロトロの粒子の細かい泥の層。米ヌカなどの有機物が水田の表面・表層に集中して入ると土ごと発酵が起こり、微生物や小動物(イトミミズ)が増殖・活性化してトロトロ層が形成される。土壌の粒子が粉々に細かくなるだけでなく、土壌中のミネラル成分、肥料成分が溶け出して、イネや微生物に利用されやすい状態になっているのも特徴。


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