月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > イナ作・水田活用_栽培体系

への字稲作(へのじいなさく)

田植え後はさみしい姿、ゆっくりした生育で、出穂四〇~三〇日前ごろの生育中期にもっとも旺盛になり、収穫期に向けておだやかに色がさめていく――こうした生育パターンを、その文字の形状になぞらえて「への字」稲作と呼ぶ。故・井原豊さんが提唱したイネつくりで、一九八八年の本誌連載以来、全国にこの名称が広まった。


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