月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > 土と肥料_自給肥料・自給資材

竹パウダー(たけぱうだー)

竹を粉砕して作るフワフワした粉を以前は竹肥料と呼んでいたが、最近は竹パウダーという名前が定着している。高価な粉砕機の代わりに、チップソーを何枚も重ねた手作りの粉砕機(竹パウダー製造機)で作る方法が普及して、身近な手作り資材になった。

当初は土の表面に有機物マルチとして使うのが一般的だったが、竹パウダーをポリ袋などで密封して乳酸発酵させたうえ、少量(一〇a五〇kg程度)を土中にすき込んでも効果が期待できることがわかってきた。竹パウダーにはチッソはわずかしか含まれていないので、大量に施用するときはチッソ飢餓を起こさないように硫安などとセットで使ったほうがいいが、乳酸菌たっぷりの発酵竹パウダーを少量すき込む分にはそれほど気にしなくてもよさそうだ。

竹には、糖分やケイ酸ミネラルが豊富に含まれていることもあり、竹パウダーは微生物の食いつきが極めてよい。竹パウダーを使った作物には、おいしくなったり、収量が増えたり、病害虫に強い体質になったり、といった効果が現われている。また、竹パウダーは牛や鶏などの飼料にも使われ、子牛の下痢を治したり卵質が上がるなどの成果が上がっている。


関連記事(会員の方は閲覧できます)

ルーラル電子図書館を検索

電子図書館:竹パウダー

同一ジャンルの用語 「土と肥料_自給肥料・自給資材