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モミ酢(もみす)

モミガラくん炭をやくときに出る煙を冷やして採れた液体。木酢液・竹酢液同様、主成分は酢酸で、pH三・五〜四・〇の強酸性。

作物や土に散布すると、酢防除効果で作物の代謝が活性化して体質改善や活力、耐病性、ときに食味が向上。また微生物が活性化するのか土壌病害が減少するなど、さまざまな効果があり、減農薬を可能にする心強い自給資材である。

茨城県の松沼憲治さんは自給したモミ酢にカキ殻を溶かしたカルシウムモミ酢を散布して健全生育や連作障害の減少に効果をあげている。単独散布で病気予防をしたり、農薬と混用散布したり、原液散布で発芽直後の雑草に除草剤代わりに使用する。

埼玉県の加藤隆治さんは、モミ酢にトウガラシとニンニクを入れ、トマトハウスの中でホットプレートで加熱・気化させる方法で病害虫を防いでいる。強烈な辛味がハウスに充満して、コナジラミも来なくなった。

岡山県の赤木歳通さんは、ペットボトルにモミ酢を入れてコンバイン倉庫に吊し、ネズミ除けに使っている。


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