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ケイカル浸み出し液(けいかるしみだしえき)

手作りする極安の水溶性ケイ酸。水で薄めてすぐに効かせるようなケイ酸資材は高価だが、千葉県の花沢馨さんが編み出したのは安価なケイカルを使うユニークな方法。主にイチゴのウドンコ病対策に使われている。

ホームセンターで一番安いケイカルを買ってきたら、五〇〇lのタンクに八分目まで入れ、上から水を入れる。水はケイカルの層を通ってタンクの下の蛇口から浸み出してくるという仕組み。タンクに水を足せば液は何回でも作れるのが魅力。花沢さんは、一回入れたケイカルでもう三年以上ケイカル浸み出し液を作り続けている。

この液をかん水のときに薄めて流したら、ウドンコ病が見事に抑えられた。殺菌剤やイオウくん煙剤と比べても断然安いし、効きもいい。

ケイカルは土に入れてもなかなか効かないと批判されたこともあったが、こういう使い方もあったのか、と目からウロコの農家技術。


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