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クズ大豆(くずだいず)

紫斑があったり、小さかったり、割れていたりして食用にならない大豆。

大豆にはチッソが五〜七%も含まれ、チッソ肥料として優れている。各種アミノ酸ミネラルも多く、微生物の活性を高めたり作物の生育をよくする、食味を高めるなどの効果も高い。水田では、米ヌカ除草と組み合わせると、微生物がさらに増殖して抑草効果が高まる。難敵雑草のコナギをクズ大豆で抑えている農家もいる。穂肥に利用する農家も多い。ハクサイなどの根こぶ病に効いたなど、もちろん畑でもパワーを発揮する。

利用に当たっては、丸のままでは分解しにくいので、発芽を防ぎ微生物が食いつきやすくなるように、水に漬ける・煮る、酢に漬ける、粉砕する、発酵させる、などの下処理を行なっておくとよい。動散やブロードキャスタでも散布しやすいが、殻やサヤが混入していて詰まるようなものもあるので、注意が必要。

アミノ酸やミネラルだけでなく、イソフラボンやサポニンなどの機能性成分を含み、健康効果が注目される大豆は、田畑の健康にも効きそうだ。


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