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手づくり酵素液(てづくりこうそえき)

ひと抱えもある巨大なダイコンの写真でおなじみの「○○酵素」など、酵素液には人を惹きつけて止まない魅力がある。作物にも使うが、毎日飲んで「病気が治った」「快便、風邪知らず」と健康効果を重視する人もいる。だが、市販品は何といっても高い。一〇〇mlくらいの小瓶で一万円くらいするものもある。これがもし、自分でつくれたらどうだろう。

材料は季節の野草や野菜、果実などが中心だから、農家なら身近なところからいくらでも集められる。白砂糖を加え、毎日手で混ぜるだけ。発酵菌をわざわざ入れなくても、野草などにもともとついている菌で十分。砂糖をエサにどんどん殖えて発酵してくれる。手で混ぜるのは、自分の手についている常在菌も酵素液に取り込むためだそうだ。

出来上がった酵素液は、飲んでもいいし、作物にかけてもいい。どのくらいこだわって作り込むかにもよるようだが、「作物がひとまわり大きくなるようです」という人から、「花の挿し木に使うと根量がドバッと出て、レベルが違うようになる」という人、「何としてもこれを使って毎年のジャンボダイコンコンテストで優勝したい」という人まで効果のほどはいろいろだ。

これらの手づくり植物酵素液では、他のパワー菌液と同様に酵母菌などの微生物が働くようだ。驚くほど効果が出る場合は、やはり微生物の代謝物質がカギを握っていそうだ。材料にはイチジクやパイナップルなど、脂肪やデンプン、タンパクの分解酵素を含むものも入れるとよさそう。


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