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落ち葉(おちば)

落ち葉には、(1)チッソ源やエネルギー源を加えなくても発酵が進む、(2)カルシウムマグネシウムなどのミネラルに富む、(3)多種多様な土着微生物が付着している、などの特徴があり、落ち葉マルチなど、その利用が見直されている。

落ち葉マルチの下の土はフカフカだ。葉についた微生物などが表面から土を耕し、雑草の生育も抑制する。また、落ち葉を表土にすき込むことで、多発していたネコブセンチュウを抑え、キュウリの収量を上げた例もある。家畜糞尿に混ぜれば発酵が進みやすくなるので、落ち葉を利用する堆肥センターもある。これらはみな、落ち葉が土着菌の宝庫であり、素晴らしいエサでもあることの証だ。

かつてはサツマイモ苗や野菜苗の踏み込み温床の発熱素材として広く使われてきたが、電熱温床の普及で、やる人は少なくなった。落ち葉かきは手間がかかる仕事だが、山を荒らさないためにも、地域の力を活かして復活させたい。


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