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灰(はい)

草や木などの有機物を焼くと、最終的には燃えないものが灰として残る。「燃えカス」どころか、灰こそ、カリ(カリウム)、カルシウムなどのほか、ミネラルの宝庫である。草木灰にはカリが、モミガラやイナワラ、竹などイネ科の灰にはケイ酸が、せん定枝など木の灰にはカルシウムが、鶏糞を燃やした灰にはリン酸が多く含まれる。

だが、専用燃焼炉などであまり高温で焼くと固まって溶け出しにくい形になってしまうので、やや低温で焼いたほうがいい。農家が野焼きで気軽に焼いた灰こそが、効くミネラル肥料。アルカリ性で、作物にまくと害虫よけになり、酸性土壌の改良効果もある。

最近では、薪ストーブ愛好者も増えており、手元に灰のある暮らしが取り戻されつつある。燃やせるものは身のまわりにいくらでもある。ジャンジャン燃やして、ジャンジャン使いたい。


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