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発酵カルシウム(はっこうかるしうむ)

カキ殻を発酵させてカルシウムをとても吸収しやすくする方法を、三重県の川原田憲夫さんが開発。弟子である愛媛県の山本良男さんが誌面で紹介してくれた。大きな反響を呼んでいる。

山本さんによると、クエン酸などでカキ殻を溶かしたカルシウム資材も売っているが、たいして効かない。そこへ「発酵」という過程を加えると、はじめて作物が吸いやすいカルシウムになる。その効果は著しく、作物の暑さ寒さへの抵抗力が増強され、ホウレンソウが霜に強くなったり、サトイモが夏バテしなくなり収量が倍増したりするという。

川原田さん開発のやり方では、カキ殻を同量のクエン酸で溶かしてから(猛烈な反応をする)、ヨーグルトで乳酸発酵させる。このとき糖蜜や、分解酵素が豊富なパイナップルなども入れるとよい。乳酸カルシウムの形になったカルシウムは水溶性の度合いが高く、速効性だとのこと。


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