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フスマ(ふすま)

小麦を製粉するときに除かれる皮の部分(外皮部と胚芽)で、日本では主に牛の飼料として利用されてきた。そのまま食べてもあまり美味しくないが、デンプン、タンパクのほか繊維質やミネラルが豊富に含まれており、最近、健康食品にも利用されている。

農業利用で注目されているのが土壌還元消毒。分解しやすい有機物を充分に土に混入し、水分が多い状態で発酵させ、土壌を強い還元状態にして殺菌する方法だが、これにフスマや米ヌカを利用する。

天敵を殖やすのに利用している農家もいる。宮城県の佐々木安正さんのハウスの通路にはモミガラが敷き詰められ、米ヌカとフスマも混じっている。米ヌカやフスマに生えるカビを食べてコナダニがどんどん繁殖し、それをエサにして、アザミウマ類の天敵であるククメリスカブリダニがどんどん殖える。こうして害虫のアザミウマが殖えなくなるという。米ヌカが注目されているが、フスマ利用もおもしろい。


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