『現代農業』用語集
カキの殻。ふつうはこれを粉砕して肥料にする。消石灰の原料である石灰岩と比較すると、主成分の炭酸カルシウムは四七%で約七%少ないが、石灰岩にはほとんどないチッソ、リン酸、カリ、マグネシウムが含まれ、マンガン、ホウ素、亜鉛などの微量要素も石灰岩に比べて非常に多く含んでいる。すなわち海のミネラル力をもった石灰質肥料であり、さらに二%程度ではあるが有機物も含まれている。
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