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酸素資材(さんそしざい)

土や根に酸素を供給することを目的にした資材(酸素供給剤)。土の中に酸素が少ないと根は呼吸ができず、十分な養水分吸収ができなくなる。養分の吸収が硝酸態チッソに偏り、チッソ以外のミネラルなど(カリカルシウムリン酸他)が吸われにくくなる。また、酸素不足の土に有機物を施用すると、酸素を嫌う微生物が繁殖し、有害なガスが発生したり、土壌病害のもとになったりする。そうした問題を解消する目的で、各種の酸素資材が出回っている。

水に溶けやすいラジカル酸素(活性酸素)の働きによってかん水する水の酸素量を増やすオキシデーター、過酸化水素を使ったMOX、二価鉄など鉄の働きを生かした息吹LDやGEFなど。

もっとも、酸素供給の基本は団粒形成などにより土の通気性をよくすること。土の表面に土の膜ができるのを防ぐマルチや、この膜を破壊する中耕は、土に空気(酸素)を入れる手段でもある。


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