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ヌカ釜(ぬかがま)

ヌカ釜とは、元祖自動炊飯器。モミガラを燃料にしたかまどのこと(「ヌカ」とはモミガラのこと)。着火剤のスギからモミガラへと火が燃え移ると、一気に強火になる。炊飯の定石ともいえる「はじめチョロチョロなかパッパ」が自然と再現されるのだ。

この方法なら、燃料代もかからなければ、手もかからない。そして、なにより、炊きあがりが見事なのである。一粒一粒がふっくらと膨らみ、上を向くように立ちあがる。見ためもピカピカ。電気釜やガス釜では到底真似できない。

かつて、農家の家では当たり前であったこのヌカ釜が、今再び「懐かしい」となり、注目を集め、愛好者も増え続けている。市販品の問い合わせも多く、いっぽうではドラム缶やペール缶で手作りする動きも出てきた。また、新潟県中越地震や東日本大震災など、電気やガスも止まるといった状況の中でも力を発揮したのである。


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