農家力(のうかりょく)『現代農業』編集部をやっていて一番楽しいのは、「農家のしたたかさ」に出会ったときだ。語弊があるようなら「たくましさ」と言い換えてもいい。世の中が不景気だとか、農村は高齢化だとか限界集落だとか、いくら外から言われても、農家は日々田畑を耕し、作物や自然と向き合いながら工夫を重ね、したたかに勝手に前進する存在。原油高騰だとか米価下落だとか、困難なことに当たれば当たるだけ、日本全国どこからか、それを上手に農家的に乗り越える実践が現われてきて、何度感動したかわからない。 関連記事(会員の方は閲覧できます)ルーラル電子図書館を検索同一ジャンルの用語 「暮らし・経営・地域」 |