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BDF・SVO(びーでぃーえふ・えすぶいおー)

軽油の代わりに天ぷら油でトラクタや車を走らせる、転作田でナタネをつくって「油田」に……こんな燃料自給の取り組みが、東日本大震災以降いよいよ盛んになってきた。

BDF(バイオディーゼル燃料)は、主に廃食用油(天ぷら油)に、メチルアルコール(メタノール)と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を加えてペットボトルなどでも作ることができる。SVO(ストレートベジタブルオイル)はさらに簡単な方法で、廃食用油をコーヒーフィルターなどで濾過しただけで燃料にする。冬は粘性が高すぎてエンジンを始動できない欠点があるが、あらかじめ温めてサラサラにしたり、始動時だけ軽油にして途中から切り替えるなどの方法で、上手に取り入れる人も増えてきた。

BDFやSVOは、化石燃料と違って地球温暖化に影響しないうえ、軽油に比べて有害な排ガスが少ないという利点がある。なお、農機の場合はとくに制約はないが、車の燃料に使うには陸運局への届け出が必要だ。


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