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地エネ(じえね)

地元のエネルギー、地域のエネルギー、地方分散型エネルギー……、定義はなんでもいいのだが、「地に足のついたエネルギー」ではありたい。

かつて農村は食べものだけでなく、エネルギーも自給していた。今からだって、不可能ではないはずだ。電気を生み出すための水の流れや太陽の光、地熱や風だって豊富にある。畜産糞尿でバイオガスだってできる。山の木を薪にして売る動きも盛り上がってきた。耕作放棄地でナタネを育てれば「地あぶら」だって搾れる……。

3・11以降、再生可能エネルギーが世の注目を集めているが、うかうかしていると、その地域に無関係な都会の大資本が田舎で利益を上げる手伝いをするだけになってしまう。それに、どこかの大手資本が生産した電気を農村地域が買うという関係性が変わらないようでは、原発を生み出してきた構造の本質を変えることにつながらない。

これからは、それぞれの地域が地域のためのエネルギー生産を考えたい。農村は、農家は、エネルギー自給の先頭を走ることができるはずだ。そして、「まず地エネ。余ったら都会にも分けてあげる」。食べものもエネルギーもそういう形が多分、一番うまくいく。


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