新短梢栽培(しんたんしょうさいばい)山梨県の小川孝郎氏が開発したブドウの小力栽培方法。従来の短梢せん定では、樹勢に応じてせん定量の加減ができない、新梢を棚下へ垂らすため作業性が劣る、新梢が損傷しやすく空間を補いにくい、誘引作業に手間と技術を要するなどの欠点があったが、新短梢栽培は、(1)樹の更新を一〇年とする、(2)密植で作業は単純・省力化する、(3)植え付け二年目から収穫を始め四年で成園化する、(4)草生栽培を行ない元肥は施さない、など早期成園化と作業の単純・小力化に特徴があり、高齢者や女性でも容易に取り組める栽培方法として普及している。 関連記事(会員の方は閲覧できます)ルーラル電子図書館を検索同一ジャンルの用語 「果樹・特産」低樹高| 夢のような仕立て| わい化栽培| 大苗移植| ジョイント仕立て| 摘心栽培| 新短梢栽培| 大草流| 徒長枝利用| 切り上げ・切り下げせん定| 夏肥| 秋元肥| 貯蔵養分| 稼ぎっ葉| 隔年結果| 草生栽培| SS受粉| 茶園のウネ間| 竹の一m切り| 自伐林家 |