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大苗移植(おおなえいしょく)

苗畑で一〜二年養成した苗木を本畑に定植し、翌年から即生産に入る、というやり方。既存樹に接ぎ木する高接ぎや本畑で一年生苗木から育てていく従来のやり方より、成園化までの時間が大幅に短縮できる。果樹経営の大きなネックだった改植、新植がよりスムーズに行なえる。

品種の更新サイクルが短くなるなか、未収益期間をできるだけなくして経営をつないでいくには、いつでも成績不良樹と交替できる大苗を用意しておくことは重要。五年ぐらいの長期に養成する場合もある。

早期成園化をねらって導入がすすむジョイント仕立てなどでも、大苗移植が一般的になっている。育成中に黒マルチをかけて苗を早く大きくしたり、遮根ポットごと植えて花芽着生を促進させたりと、現場では多くの創意工夫も生まれてきている。


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