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夢のような仕立て(ゆめのようなしたて)

受粉、摘果、収穫、せん定などの作業がラクになる。成園になるのが早い。多収、品質アップ……、これらを実現させた、魅力あふれる樹形のこと。

たとえば、1本の樹を上下に二分し、2品種同時に着果させる「ミカンの二段式結実法」は、極早生(上部)の収穫が早生(下部)に対して後期重点摘果、また同時に樹冠上部摘果となり、高糖度をねらえる。100歳の現役農家が生み出した「ブドウのやぐら仕立て」は、従来の平棚栽培とは似ても似つかず、1本まっすぐ立った主幹から、無数の結果枝が伸びている。樹形が単純なので作業性がよく、構造上、雪にも絶対負けない。その他、低樹高仕立て、一文字仕立て、垣根仕立てなどなど。農家はねらいを持って、自在に樹を変形させている。独創的な方法で、果樹の可能性を引き出している。そこに「夢」があるのだ。

毎年、1月号で恒例となっている企画だが、ネタは決して尽きない。


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