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月のリズム・旧暦(つきのりずむ・きゅうれき)

旧暦(太陰太陽暦)の一日は新月、十五日は満月にあたる。旧暦の「ひと月」は、文字どおり月が地球を一周するサイクルで、平均して二九・五日。そのため一年が一二カ月では太陽暦との誤差が生じるので、一年が一三カ月になる「閏月」を約三年に一度挿入して調整する。また、旧暦の月名を決める際には、太陽の節目である二十四節気を対応させている。たとえば、旧暦の正月一日は立春にいちばん近い新月の日であり、旧暦の十一月には必ず冬至が入るという具合だ。

地球の表面は月の影響を受けていて、満潮と干潮が一日に二回ずつ繰り返されるのも、満月と新月のときに潮の干満差が大きい大潮となるのも月の引力の影響だ。月の引力は生物にも作用するらしく、出産は一日のうち満潮の時間帯に多く、満月と新月の日にも出産数が増えるといわれる。農家の中には、これを作物の栽培管理に活かす人が少なくない。たとえば、大潮の時期に害虫の卵の孵化が集中するのに合わせて防除する、大潮のときは作物の体質が強まるので追肥やかん水の適期、タネ播きは満月、移植は新月がいい、など。


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