No.276 遺伝子組換え微生物の農業利用と安全性:OECDの微生物の環境利用の安全性に関する会議報文集より

●経緯 OECD(経済協力開発機構)は,1980年代半ばから,遺伝子組換え生物(トランスジェニック生物ともいう)の環境利用に際しての安全性に関する活動を実施している。これまで遺伝子組換え植物についての活動が中心であるが,…

No.275 植物の無機栄養説と最小律の発見者はリービッヒではなかった:その3

●リービッヒに関する熊沢喜久雄の論文 植物の無機栄養説と最小律の発見者はリービッヒでなかったことの論拠の論文を,「その1」と「その2」で紹介した。筆者の不明ゆえに見落としていた,もう1つの大切な論文を紹介する。それは肥料…