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カテゴリ:土と肥料の用語
カテゴリ:土と肥料の用語
流し込み施肥
(ながしこみせひ)
田んぼの水口から肥料を流し込んで施肥する小力施肥法。手間がかからない、少量でも均一な施肥が可能、夜間や雨天でも施肥できる、安い単肥が使えるのでコストダウンが可能など、多くの利…
米ヌカ
(こめぬか)
玄米を精米したときにでるヌカ。イネの種子は表皮部、胚芽部、胚乳部と、それらを保護するモミガラからできているが、このうち胚芽と表皮部を合わせたものが米ヌカとなる。胚芽は芽、つま…
フスマ
(ふすま)
小麦を製粉するときに除かれる皮の部分(外皮部と胚芽)で、日本ではおもに牛の飼料として利用されてきた。そのまま食べてもあまりおいしくないが、デンプン、タンパクのほか繊維質やミネ…
クズ大豆
(くずだいず)
紫斑があったり、小さかったり、割れていたりして食用にならない大豆。 大豆にはチッソが5~7%も含まれ、チッソ肥料として優れている。各種アミノ酸やミネラルも多く、微生物の活性を…
おから
(おから)
豆腐を作る際、豆乳を搾ったあとに出るカス。豆腐屋さんにとっては産業廃棄物となって邪魔者扱いされるが、使いようによっては栄養分豊かな肥料や飼料に生まれ変わる。 発酵や有機物の利…
茶ガラ・茶粕
(ちゃがら・ちゃかす)
緑茶、紅茶、ウーロン茶などのお茶の搾り粕。飲料メーカーから産業廃棄物として多量に排出されるものを使えば安定して安価で入手できるので、地域によっては身近で非常に有効な有機物の一…
コーヒー粕
(こーひーかす)
飲料加工場などから出るコーヒー抽出後の粕。多孔質なので、通気性をよくし水分を吸着するうえ、フェノール基をもつためにアンモニアの吸着効果も優れていることから、堆肥化の副資材とし…
廃菌床
(はいきんしょう)
菌床で育てたキノコを収穫し終わった後に残ったブロック状の培地残渣。菌床キノコ農家にとっては処分に困る廃棄物だが、まだまだ元気なキノコ菌のかたまりだ。 チッソ、リン酸、カリな…
魚肥料
(さかなひりょう)
古くは「干鰯(ほしか)」「ニシンカス」、現在は缶詰や鰹節の工場から出る魚粕、ソリューブル(魚の煮汁)など、広く魚を原料とした肥料のこと。BSEの発生で肉骨粉などの輸入がストッ…
生ゴミ
(なまごみ)
残飯や野菜クズなどいろいろなものが混ざっており、肥料成分が豊富(表)。家庭の台所、レストランやホテルなどの残飯中心の生ゴミはチッソが多く、スーパーや市場から出るものは野菜クズ…
モミガラ
(もみがら)
モミ摺りして玄米を取り出した残りがモミガラ。地域によっては焼却されることも多いが、ケイ酸を多く含む身近な有機質資材として大変重宝な存在である。 独特の船形が空気と水分を保ち、…
ソバ殻
(そばがら)
ソバの実を取り去った後に残るソバ殻は、土づくりにたいへん役立つ。毎年、ソバ殻を畑にまくだけで、土がふっくらして草取りがラクになったという農家や、ウネ間に置くと1~2カ月でフト…
落ち葉
(おちば)
落ち葉には、(1)チッソ源やエネルギー源を加えなくても発酵が進む、(2)カルシウム、マグネシウムなどのミネラルに富む、(3)多種多様な土着微生物が付着している、などの特徴があ…
竹パウダー
(たけぱうだー)
竹を粉砕して作るフワフワした粉。「竹肥料」「竹粉」などと呼ばれることもあるが、誌面では「竹パウダー」としている。高価な粉砕機の代わりに、チップソーを何枚も重ねた手作りの粉砕機…
緑肥
(りょくひ)
生育中のまだ緑色の植物を土つくりや養分供給に生かすこと。ウネ間や樹間にイネ科やマメ科などの植物を播き、栽培期間中に適宜、刈り取って敷き草などにする場合と、休閑期間に育ててすき…
天恵緑汁
(てんけいりょくじゅう)
ヨモギやクズなどを黒砂糖と混ぜて容器に入れておくと、1週間ほどで発酵液(菌液)ができる。1滴も水を入れなくとも、黒砂糖の浸透圧で植物エキスが抽出されるとともに、酵母菌や乳酸菌…
手づくり酵素液
(てづくりこうそえき)
ひと抱えもある巨大なダイコンの写真でおなじみの「○○酵素」など、酵素液には人を惹きつけてやまない魅力がある。作物にも使うが、毎日飲んで「病気が治った」「快便、風邪知らず」と健…
鶏糞
(けいふん)
鶏は牛や豚よりも腸が短く、エサの栄養吸収率が低いため、排泄された鶏糞には三要素(とくにリン酸)が比較的多く含まれる。また採卵養鶏では卵の殻を硬くするカキ殻などをエサに与えるた…
豚糞
(とんぷん)
豚糞の炭素率(C/N比)は10程度で比較的分解が速く、牛糞より肥効が出やすいので有機質肥料としての利用価値が高い。肥料成分の量は鶏糞と牛糞の中間ぐらい。チッソ、リン酸に比べる…
牛糞
(ぎゅうふん)
牛は草などの粗飼料を多く食べるため、牛糞は鶏糞や豚糞より肥料成分含量が低く、繊維素やリグニン含量の高い難分解性有機物に富む。そのため、これまでは土壌改良資材としての利用価値を…
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