月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > イナ作・水田活用_育苗

乳苗(にゅうびょう)

葉齢〇・八~一・五の、まだ胚乳が五〇%前後残っている苗。胚乳が残っているため、水温が多少低くても活着しやすく、冠水にも強く、分けつ力も強い。二〇〇~二五〇g播きができるので、一〇a当たり一〇~一六枚の箱数ですむ。また加温育苗器で五~七日育苗すればできるため、育苗箱を並べるハウス等は必要ない。さらに一般の田植え機で移植できるという小力低コスト育苗である。


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