プール育苗・露地プール育苗(ぷーるいくびょう・ろじぷーるいくびょう)木枠とハウスの古ビニールなどで水を溜められるプールをつくり、その中で育苗する水の力を生かした小力技術。おおかたの苗が一・五葉になったら入水し、以降、水を溜めっぱなしにする。水の保温力があるので、ハウスで育苗する場合は入水以降はサイドを開けっ放しでいい。毎日のかん水・換気作業から解放されて育苗がうんとラクになるうえ、低温育苗でいい苗ができ、根張りも抜群。一週間くらい田植えが遅れても、苗が老化しにくい。さらに、育苗箱の上まで水位を上げれば好気性の病原菌が生きられず、苗の病気が出にくい。無農薬育苗する人には必須の技術となっている。 関連記事(会員の方は閲覧できます)
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