No.009-1 農薬の適正使用を支援する判定システムが登場
●農薬の適正使用を手軽に判定できたら… 消費者の食の安全に対する関心は高い。安全な農産物を安心して食べられることを証明するために,作物や家畜の栽培・飼育履歴をインターネットで消費者に開示して,トレーサービリティを確保する…
●農薬の適正使用を手軽に判定できたら… 消費者の食の安全に対する関心は高い。安全な農産物を安心して食べられることを証明するために,作物や家畜の栽培・飼育履歴をインターネットで消費者に開示して,トレーサービリティを確保する…
〜家畜ふん堆肥を利用したいと回答した農業者は多いが… 農林水産省は2004年11月に「家畜排せつ物たい肥の利用に関する意識・意向調査」を農業者(回答農業者の構成は耕種79%,畜産21%)に対して実施し,その結果を200…
兵庫県の旧市島町(2004年11月1日に近隣の町と丹波市として合併)は,2003年5月に環境保全型農業等推進特区に認定されている。旧市島町のホームページは既に閉鎖され,新丹波市のホームページはまだ整備不十分で,必要な情報…
●問題の背景 チャへの施肥量が多く,茶園から排出された窒素やリンが周囲の水質を汚染していることが指摘されている。20年近く前に行われた野菜・茶業試験場(当時)の研究(小菅伸郎・石垣幸三・中島田誠・渡部育夫・保科次雄(19…
●化学農薬半減のためのマニュアル 特別栽培農産物は,化学肥料の窒素成分量を慣行の5割以下にするとともに,化学合成農薬の使用回数を慣行的使用回数(土壌消毒剤,除草剤等の使用回数を含む)の5割以下にして生産しなければならない…
●問題の背景 南九州の畑作地帯では,かつてカンショ,オカボ,ダイズ,ムギ類やナタネが栽培されていた。しかし,現在では野菜作と家畜生産のための耕地内飼料作とが主体となっており,野菜畑では化学肥料,飼料畑では家畜ふん尿と化学…
●堆肥に含まれる塩類および養分濃度の害 2004年11月1日から,『家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律』(家畜排せつ物法)によって,スラリーは不浸透性の貯留槽に貯留し,家畜ふんは不浸透性材料(コンクリー…
食料・飼料の輸入量が増加する一方,国内の食料生産が低下して,食料の自給率が熱量ベースで40%に落ち込んでいる。これにともなって消費された食料・飼料から排出された養分が国土に蓄積している。この点を農業環境技術研究所が196…
成分調整をして成型した家畜ふん堆肥の製造と利用技術 家畜ふん堆肥の利用促進が大きな関心を集めている。いろいろな問題があるが,特に次の問題が家畜ふん堆肥の利用促進にブレーキをかけている。 (1)重たい堆肥を散布するマニュア…
●登録農薬と安全性 農業用農薬の製造・輸入・販売・使用は,人間の健康と野生生物への安全性に関する試験結果を踏まえて認可されている。認可を受けた農薬は国に登録されるので,登録農薬とよばれる。国は登録に際して,個々の作物ごと…