西尾道徳の環境保全型農業レポート

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No.46 アメリカ 耕地からの土壌侵食の実態

●アメリカの土壌侵食  かつて1980年代初期にNHKがアメリカの農地における深刻な土壌侵食を放映した。1970年代にアメリカでは,それまで牧草や野草が全面を被覆していた草地や原野を開墾して,輸出用の穀類や大豆の栽培面積…

2006年6月14日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.45 コンニャク根腐病対策の新展開

群馬県が取り組むコンニャクの輪作・被覆栽培 ●自然生栽培と植玉栽培  かつてコンニャクは,福島県南部から本州中心部,関西を経て山口県に至る山間部と,四国から九州に至る山間部で自然放任の形で栽培されていた。この方式は自然生…

2006年6月13日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.44 ヘアリーベッチ栽培に補助金を交付

茨城県那珂市の地道な耕作放棄地対策  全国で耕作放棄地が増加している。茨城県の北部に位置する那珂市では,後継者のいない農家が増えて,遊休農地が増え,産業廃棄物の不法投棄地となったり(図1),また,雑草地化して病害虫の温床…

2006年5月11日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.43 亜鉛の基準に関する動き

水生生物保全の観点からの排水規制答申  高濃度の亜鉛は生物に有害であり,EUは土壌中の亜鉛濃度や水中の亜鉛濃度の上限値を法律で定めている。我が国では,水道水法によって水道水の亜鉛濃度は1 mg/L以下と定められている。こ…

2006年5月10日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.42 食品中カドミウムの国際基準案最終段階

精米0.4mg/kgが最終案になる見込み  環境保全型農業レポートNo.10 および No.17に紹介したように,食品規格の国際ガイドラインを定めるコーデックス委員会において,食品中のカドミウム含量が検討されている。  …

2006年5月9日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.41 長崎県版GAP(適正農業規範)

環境保全・食品安全性・健康を結合 ●経緯  農林水産省は『環境と調和のとれた農業生産活動規範』(環境保全型農業レポート.No.12. )と『食品安全のためのGAP』を別個に定めている。これに対して,長崎県は食の安全と環境…

2006年4月6日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.40 イギリスの農薬使用規範

研修と資格取得が義務  イギリス(イングランドとウェールズ)は1990年に農薬の安全使用に関する規範(Code of Practice for the safe use of pesticides on farms an…

2006年4月5日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.39 成分表示と消費者の価格許容調査

消費者は低硝酸ホウレンソウなら多少高くても購入  食品表示は食の安全・安心の確保のために大切であるが,現在の表示を一歩進めて,成分表示を具体的に行ったときに消費者はどう反応するであろうか。広島県農業技術センターは,高ビタ…

2006年3月15日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.38 環境保全に関する意識・意向調査結果

農業による環境負荷の比重を矮小化して調査  農林水産省は2006年2月2日に「農産物の生産における環境保全に関する意識・意向調査結果」を公表した。これは2005年秋に全国の農業者,消費者ならびに,流通加工業者に対して行い…

2006年3月14日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

No.37 福島県の「環境にやさしい農業」

 福島県には猪苗代湖や磐梯五色沼湖沼群があり,環境と調和した農業が大切になっている。幸いに猪苗代湖や磐梯五色沼湖沼群の水質は全国の湖沼のなかで1位,2位と良い。こうした福島県ではあるが,環境にやさしい農業の推進に力を入れ…

2006年2月27日 in 西尾道徳の環境保全型農業レポート.

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