No.127 意外に事故の多い石灰イオウ合剤
●石灰イオウ合剤 有機農産物に使用が認められている農薬である石灰イオウ合剤は,精製イオウと生石灰に水を加え,加圧反応釜を用いて150℃前後で1時間加熱した後,熟成させてから不溶物をろ過で除去したものである。この過程でカ…
●石灰イオウ合剤 有機農産物に使用が認められている農薬である石灰イオウ合剤は,精製イオウと生石灰に水を加え,加圧反応釜を用いて150℃前後で1時間加熱した後,熟成させてから不溶物をろ過で除去したものである。この過程でカ…
〜コメ以外には基準値を設定しない模様〜 ●コーデックス委員会の食品中カドミウム濃度の国際基準値 コメのカドミウム濃度は,現在,食品衛生法に基づく「食品,添加物等の規格基準(昭和34年12月28日 厚生省告示第370号)…
〜水質汚染の主因として工業と農業が指摘〜 ●水に関する世論調査 EU(欧州連合)の執行機関である欧州委員会は,2009年1月下旬に加盟27か国の市民を対象に表流水(河川,湖沼,河口,沿岸水。地下水は対象外)について世論…
●エタノール蒸留穀物残渣 バイオ燃料について,環境保全型農業レポート「No.91 バイオ燃料製造拡大が農産物価格と環境に及ぼす影響」と,「No.109 OECDがバイオ燃料の過熱に警鐘」に紹介した。内容の概要は次のとお…
●家畜ふん堆肥の電気伝導度低下の必要性 環境保全型農業レポート「No.58.高塩類・高ECの家畜ふん堆肥への疑問」に記したように,1994年12月に農林水産省農蚕園芸局長通達「たい肥等特殊肥料に係る品質保全推進基準につ…
●これまでの土・水・大気の優良農業規範 イングランドは様々な農作業について農業者が守るべき優良農業規範を作成している。土・水・大気を保全する農作業については,(1)土壌保護のための規範 (Codes of Good A…
〜硝酸脆弱地帯では施肥計画作成を義務化〜 ●規制強化の経緯 EU(欧州連合)は農業に起因した水の硝酸汚染の防止を図る硝酸指令を施行しているが,イングランドの対応は硝酸指令に照らして不十分であった。このため,硝酸指令に即…
●コーデックス委員会の食品のカドミウム濃度に関するガイドライン 環境保全型農業レポートのNo.42とNo.50に紹介したが,コーデックス委員会によって,食品中に許されるカドミウムの上限濃度のガイドラインとして,精米0.…
●はじめに OECD(経済開発協力機構)は2008年に加盟国の農業環境指標の状態を刊行した(OECD (2008) Environmental Performance of Agriculture in OECD Co…
●国の基本方針と都道府県の利用促進計画 1999年に公布された「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」は,家畜排泄物の適正な管理と利用の促進を図ることを目的にしている。そのなかで,農林水産大臣は,家畜排…