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近年急速に導入が進む「自動搾乳システム(搾乳ロボット)」は省力化・軽労化だけでなく,乳成分などの即時把握で個体管理も補い,規模拡大から高泌乳化,放牧まで対応。ロボット開発からシステム化までの歴史,24時間連続稼働の牛舎設計,飼料給与,乳質(遊離脂肪酸)への留意など,搾乳も含めて「牛が自ら動く」管理のポイントも解説。そのほか,農家が行う「蹄管理」では保定から挙肢,鎌運び,蹄の削り方,鎌の研ぎ方,蹄浴まで紹介。さらに乳牛の「跛行」や「蹄病」の発生を増やす要因と対策も解説。さらに乳牛の接触事故も収録。
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