流し込み施肥(ながしこみせひ)田んぼの水口から肥料を流し込んで施肥する小力施肥法。手間がかからない、少量でも均一な施肥が可能、夜間や雨天でも施肥できる、安い単肥が使えるのでコストダウンが可能など、多くの利点がある。つなぎ肥も穂肥も、肥料を水口にドサッとあけるだけ。水口前の用水路をせき止め、そこで溶かして流せば水口に肥料が残ることもない。流し込み前は水深二~三cmまで落水し、肥料を流したあとは一〇cmくらいまで入水を続けると均一になる。粒状の化学肥料を、大型のポリタンクなどの中であらかじめ水に溶いておき、一〇mmのチューブで水口に落とすといったやり方もある。 関連記事(会員の方は閲覧できます)
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