月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > 土と肥料_土つくり・施肥法

流し込み施肥(ながしこみせひ)

田んぼの水口から肥料を流し込んで施肥する小力施肥法。手間がかからない、少量でも均一な施肥が可能、夜間や雨天でも施肥できる、安い単肥が使えるのでコストダウンが可能など、多くの利点がある。つなぎ肥も穂肥も、肥料を水口にドサッとあけるだけ。水口前の用水路をせき止め、そこで溶かして流せば水口に肥料が残ることもない。流し込み前は水深二〜三cmまで落水し、肥料を流したあとは一〇cmくらいまで入水を続けると均一になる。粒状の化学肥料を、大型のポリタンクなどの中であらかじめ水に溶いておき、一〇mmのチューブで水口に落とすといったやり方もある。

流し込み専用の肥料も発売されているが、単肥を中心とした、水溶性の比較的安い肥料で充分。尿液肥海水なども流し込むといい。年をとってきた農家や兼業農家などに拡大中で、さまざまな自作の流し込み施肥器も生まれている。


関連記事(会員の方は閲覧できます)

ルーラル電子図書館を検索

電子図書館:流し込み施肥

同一ジャンルの用語 「土と肥料_土つくり・施肥法