月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > 畜産

重曹給与(雌雄産み分け)(じゅうそうきゅうよ(しゆううみわけ))

和牛では母牛に重曹を毎日三〇g給与すると高値で売れるオスが生まれやすくなり、乳牛では重曹の給与を中止して第一胃のpHを下げると、後継牛となるメスが生まれやすくなる。獣医師・宮下正一さんがこの傾向を発見した。

理由はまだ明らかになっていない。重曹を与えると第一胃内のpHとともに母体、とりわけ発情時の粘液や子宮内の粘膜などがアルカリ性に傾き、授精時にオスの遺伝因子であるY染色体に何らかの作用が働くのではないかと宮下さんは考えている。人間の精子の研究では、オスになる精子がメスになる精子よりも酸に弱いことを指摘する研究者もいる。


関連記事(会員の方は閲覧できます)

ルーラル電子図書館を検索

電子図書館:重曹給与(雌雄産み分け)

同一ジャンルの用語 「畜産