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糖度計診断(とうどけいしんだん)

糖度計一本で作物の栄養状態がわかるという画期的な技術。これまで経験とカンに頼ってきた生育診断だが、糖度計なら経験年数を問わず、カンではなく数値で、簡単な生育診断ができるため若手や新規就農者を中心に人気がある。

やり方は、作物の葉の付け根を糖度計の採光板で挟んでつぶし、糖度を読む。正常に生育している作物は、どんなものでも、生長点に近い葉のほうが糖度が高く、株元のほうが糖度が低い。これが逆転していれば、水分や養分がなんらかの理由で作物に吸われていないことを示す。

この糖度は施肥や天候条件、測定時間などによって変わるため、自分の目安をもつことが大事。自分の目安ができてくれば、早めの対策が打てるので、健全生育につながり、農薬を大幅に減らすこともできる。糖度計診断結果と作物の姿との関連がつかめてくれば、糖度計がなくても栄養状態がわかるようになる。

糖度=樹液(汁液)濃度または養分濃度であるとして、養分濃度診断と呼ばれることもある。


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