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耕盤探検隊(こうばんたんけんたい)

『現代農業』二〇〇六年十月号で初めて結成された現代農業編集部の特別任命チーム。

与えられた使命は「耕盤はどこにもあるのか」「どんな形、色、厚さ、硬さをしているのか」「どのような実害があるのか(あるいは効用があるのか)」「どのようにしてできるのか」などを農家の実際の圃場で明らかにすること。

翌年も精力的に探検を続けた結果、耕盤は厚さや硬さこそ違えど、わりとどこにでもあることが判明。千葉県のネギ圃場では一五cmほどの厚さの耕盤を掘り出すことに成功した(前ページ写真)。

チームは耕盤をより視覚的に見せるためにさまざまな道具を使うのが特徴で、白ペンキを流すことで耕盤を突き破る根穴があることや、土を耕盤の下まで掘り下げた断面に箸を挿すことで「表層は軟らかく、耕盤部分が硬く、その下層はまた軟らかい」ことなどを明らかにした。そして耕盤はつまり「深耕したり何度も耕耘したりして土を軟らかくしたところへ機械の踏圧がかかるとできやすい」との考えに至った。

その後、あえて耕盤を活かして、根を下層に張らせないことで青枯病を防ぐ農家の実践も紹介している。水田転換畑などでは、耕盤は必ずしも悪者ではないというのも、探検隊の結論。


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