月刊 現代農業 > 「現代農業」用語集 > 機械・道具

薪暖房機(まきだんぼうき)

安い間伐材やタダで手に入る建築廃材、庭木のせん定枝を燃料にできるため、A重油の値上がりにつれて施設栽培の暖房機として注目を集めている。

薪暖房機は市販品もあるが自作する農家も多い。北海道七飯町のカーネーション産地では、一万円ほどで手作りできるドラム缶ストーブが流行している。吸気ファンやダクトを取り付けたり、ハウス内に循環扇を設置したりと、温度ムラも工夫しだいで克服できる。

薪を投入する手間がかかるが、ナラやクヌギなど火持ちのいい硬い樹種を選んだり、少し湿った木材を混ぜるなど、薪の種類で燃焼時間を延ばす工夫もある。重油暖房機の稼働時間を大幅に減らせる薪暖房機は、冬場の出荷量を確保し、産地を守るための切り札となるかもしれない。


関連記事(会員の方は閲覧できます)

ルーラル電子図書館を検索

電子図書館:薪暖房機

同一ジャンルの用語 「機械・道具