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メンテ術(めんてじゅつ)

「農機の修理は機械屋の仕事、でも故障の予防は農家の仕事」と考え、自分でできる簡単なメンテナンスをしっかりやって農機の故障を防ぐこと。じつは経営改善の一番の近道でもある。サトちゃんこと福島県の佐藤次幸さんの経営哲学。

農機は忙しいときほど壊れがち。現場に機械屋を呼び出すと、通常の工賃に加えて出張修理代、工場への引き取り代、夜間・休日割り増しなど、修理代は雪だるま式に上がっていく。農作業もストップするので気持ちが焦り、ますます故障しがちで損が増える。

いっぽう日頃からちゃんとメンテして機械を壊さなければ、修理代がかからない分、貯金が増える。作業も止まらないので余裕が生まれ、忙しい時期でもしっかりメンテできてますます故障が減る。下取りに出すときには機械屋が喜び、新品が安く買えてますます得する……という流れに乗れる。

必要なメンテは、トラクタのロータリや田植え機の植え付け部分など回転軸のゴミの絡まり掃除、グリス注入、塗装・サビ止め、オイル交換など、ポイントさえ知っていれば誰でもできることばかり。サトちゃんにポイントを教わった新規就農者・コタローくんこと神奈川の今井虎太郎さんも、さっそく実践。年間の修理代が約一〇分の一に激減した。


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