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日照不足対策・農家の工夫ゴールデンウイーク明けごろから日照時間が少ない状態が続き、気象庁は5月22日、以下のように農作物の管理などに注意を呼びかける気象情報を出しました(東日本と西日本の日照不足に関する全般気象情報 第1号)。
(以下:本文より) そこで、「日照不足にどう対処したらいいのか」について調べてみました。
調べてみました「日照不足対策」日照不足で、収穫中の果菜類を中心に収量が落ち込み、さらに、病気の発生が心配されています。こんな時、どうするか。 『現代農業』の記事を調べてみました。すぐにできる対策・農家の工夫としては、以下の2点が有望です。
1 アミノ酸の葉面散布日照不足で光合成が弱まると、作物体内での糖の生産が減り、それが収量・品質の低下を招き、病気の発生を助長します。そこでアミノ酸の葉面散布。
「アミノ酸は、糖からできる有機酸を基本材料に、そこにチッソが結びついてできる。だから、アンモニアや硝酸態チッソのような無機チッソではなくアミノ酸として初めから吸収することができれば、作物は光合成で生産された糖をそのぶん使わずにすむわけだ」(「天気が悪いとき、作物が元気のないときほど役立つ アミノ酸の効用」薄上秀男「現代農業」2003年10月号より)
その他、アミノ酸関連の記事はこちらから…
2 酢防除日照不足で糖の生産が減ると作物体内の有機酸も不足し、代謝不良に陥ります。そこで木酢、モミ酢、米酢を葉面散布。これらの酢資材は病気を抑えるとともに、含まれている有機酸が作物の代謝を活発にし、日照不足の影響を緩和してくれます。これに糖分とミネラルを加えて散布できれば、さらによい結果が得られるようです。 酢防除関連の記事はこちらから…
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